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Mitsubishi JEEP J56 復活作戦 ‼
ジープにもう一度乗りたい!   団塊の時空間..気の向くまま..趣味フルスロットル!

初年度登録 1978年 2月
1988年入手後 10年程レジャー使用する
その後,22年間雨ざらしで放置の為に
幌は破れ,レカロシートは水と埃でカビだらけ
車台下部は真っ赤に錆て穴も開く状態
昭和の鉄物に愛着があり現在まで保管
コロナによる外出自粛の時節柄,時間の
有効活用で「J56 復活」を思い付き
ネットで「三菱ジープ互助会」ブログを拝見し
互助会さんのご指導ご協力を仰ぐ事で
復活作戦が可能と判断しました
 思い立ったが吉日,,,,2020.03.01


「Jeep J56」・・・4G53エンジン再始動?
 電磁弁は作動するがガソリンが来ない
22年前にキャブのO/Hしていたので
キャブに直接ガソリンを噴霧しながらセルを
回すと一発でエンジンは始動,快調に回る
よって,燃料供給ラインの詰まりと判断!
エアーブローでタンク出口部パイプを確定した
洗浄スプレーでは除去できず血管外科医
を真似 2mm径のステンレスワイヤーの先端を
少しほぐして片方を電ドルに加えて
ゆっくり回しながら挿入すると粘土
状の塊がボロボロ出てきてパイプは貫通
以後,セル一発で始動 復活のスタート‼
  


 タンク内の汚れを確認する為安価な
  ファイバースコープを購入し覗き見る
 22年前にガソリンタンク内を空にして
 いたのが幸いし綺麗でひと安心!


   「車台下部の錆止め塗装」
    ,,,,重点作業


ブレーキ回りのO/H作業を始めたが
車体下部の浮出たサビとホコリが頭
の上にポロポロ落ちて作業を中断!
梅雨前にサビの進行を防ぐため
防錆塗装を先行することに
高圧洗浄機で徹底的に汚れを落
とし 下廻りの目視点検をかねて
超速乾性錆止め塗料ブラックを数回
徹底的にハケ塗り処置,排気管は
耐熱ブラック・スプレー缶で仕上げた
 ⇐ 作業前    作業後 ⇒
下に潜り込んでの作業は各部の
構造を理解する良い機会でした
 我ながら, 
  良い出来栄えと自己満足!
   ,,,,,(記)2020.04


「フロント・ブレーキドラムのO/H」,,,四苦八苦❕
  ドラムがサビ付き外れない‼
     22年間放置のツケが,,,!

 ドラムのサビがシューに喰い込み
全く動かず,やむなくジープを前後に
数回往復しドラムを回してから、タガネと
ハンマーを使って少しづつ手前に引出し
根気よく,4時間かけて外しました!
 ドラムが外れない時の為にドラムに
6~8mmのタップを2ヶ所立てて置けば
次回は,ボルトをねじ込むとドラムカが浮き
出てくるので楽勝!とのブログがあった
のでドラム取付前に対策を実行し効果を
確認した スバラシイ!,,,,(記)2020.04



   重要保安部品-1 
 ブレーキ & クラッチ の O/H

長年放置したツケは,ここにも
バラ すと「案の定」凄いサビです
感心してる場合でない⁉
ピストンは張り付き,取り外すのに
てこずりました
  シリンダー 内面の仕上げ‼
こちらは根気よく シコシコ 丁寧に
サビ取り,カッターの刃を内面に平行に
当てながら コリコリ 削り取る
仕上げはペーパー#400,600,800
で磨き上げる...(記)2020.05




   重要保安部品-2 
こちらも,サビのオンパレード ‼
マスターシリンダーよりも作業的に
楽のようです
シリンダー内面はマスターシリンダーと
同様,カッターとペーパーで仕上げる
調子に乗って外側の見栄えに
こだわり 磨きに力が入る
アルミボディはクリヤーを鋳物には
耐熱ブラックで塗装しサビ対策
ドラムの中で見えなくなるが
気分的なものですが!
   ...(記)2020.05


   重要保安部品-3 

  「交換前の記念写真」
ブレーキ,クラッチ ラインのO/H部品
と購入した三菱純正部品を
並べてみる 

ここまでくるとプラモデルと
同じで組立作業は急ピッチ
で進みます
    ...(記)2020.05



   重要保安部品-4 
    ,,,大失態をやらかした‼


ジープの左側ホイールボルトは「左ネジ」だった
サビ付いてホイールナットが緩まないと思い
レンチにパイプをかませて力任せに緩めた
つもりが 「ボキッ ⁉」 レレレッ‼
ナットの中のチギれたボルトを見て気が付く
「左ネジ」を忘れていました

幸い,三菱純正部品 MB002422 が入手
可能で スペアー含め10本購入し 修復 ‼

思い込みによる失態でした,,,❣
   ,,,,,(記)2020.05




   重要保安部品-5 
   フロント / リヤ ブレーキ組付け!  


 サビサビのブレーキ回りを見た時は
どうなることかと思いましたが
やっと組付ける迄に到達した
ブレーキフルード を入れエアー抜きして
自走可能な状態になり,試走する

最近の車になれて軽く踏めば車は
止まる感覚が身についているので
ドラムブレーキの倍力装置無しのジープ
を停止させる筋力強化が必要です
     ,,,,,(記)2020.06



   重要保安部品-6 
  ブーツの破れは車検通らず ‼
  ・・・タイロッドエンドブーツ交換!

経年劣化のブーツはボロボロでパックリ割れて
グリスもすっかり無くなっていた
お決まりの工具,APタイロッドエンドリムーバーを
税込\2728-で購入し分解,洗浄,ブーツ交換
組付け,グリスアップの一連作業は順調に進み
全 6か所の交換は無事完了した
ブーツの圧入には,水道用塩ビ管エンドキャップ
TSキャップ塩ビ管 TS-CAP30 \82-税込を
ホームセンターで購入し打込にに使用,内径が
ピッタリで安価,重宝である
        ,,,(記)2020.06


「復活途中」 J56
 車体のサビ止め処理
ブレーキ等重要保安箇所
の整備が完了しホイールを
着けて移動可能に ‼
未だ暫定シートである

以後,腰上整備に入る
フロントウインドシールドを外し
O/H に着手!
 途中の記念写真
,,,(記)2020.07



 純正シャックルに交換
 目指せ! オリジナル復活


フロントシャックル,前後ブッシュは
三菱部品販売にて購入
ブッシュのフランジ部は表面に
少しヒビ割れも有り全て
新品に交換した
 リアのシャックルは
ジープ互助会さんより
純正シャックル を タイミング
よく入手できました
有難うございました
,,,(記)2020.07





 「車体の錆止め塗装」
梅雨の湿気からBODYを守る
 ボディ はグレーの錆止め塗料
こちらも油性の速乾性です
2時間程で重ね塗りが可能で
効率が良い
 赤サビ腐食部分はワイヤーバフで
落としてから,塗料うすめ液で
洗浄も兼ねて下地処理してから
塗装すると塗料の着きも伸びも
よくなり作業効率が上がる
 サビ被害は比較的「軽傷⁉」
穴あき部分の補修は一度下塗り
した後に,裏から粘着テープタイプ
のガラス繊維を張りシリコンボンドで
埋めて表面をヘラで平滑にして
乾燥後錆止め塗料を上塗りした
 本来の板金手法ではないが
樹脂をペタペタ塗ってファイバー布
を張りパテ塗りバフ掛け等の
手間を省略した,我流仕上げ‼
ジープの品格らしさも出た?
     ,,,(記)2020.07





「J56 4G53 ENG」
 JEEP 美化活動!

エンジンルームのメンテナンス
 オイルフィルター
 エンジンオイル
 クーラント液
 エアークリーナー
 プラグ
 バッテリー
 レジスター
以上の部品交換
ルーム内のクリーニングと
塗装と各部点検整備
  ,,,(記)2020.07




   「フロントウィンド,シールド」
   サビ腐蝕と ネジ山固着‼


フロントウインドシールドの運転席側のサビが
特に酷く ワイパーリンクアームのカバー下部と
内側の腐蝕はボロボロで穴があき止め
ビスは固着し緩めると頭がポロリと破断
ナット部にビスのネジ山が残ってしまい
面倒なことに‼
ネジ穴再タップ修正加工が必要と判断!
     ,,,(記)2020.07

「フロントウィンド,シールド」 ネジ山再生を‼
 固着したネジ部の補修は下穴とタップ加工
4mmタップの修復作業は本来ならタップハンドル
を使用するが生憎ウインドガラスにタップハンドルが
干渉し回らない,今回は電ドルのトルクを弱にし
タップを着けゆっくり回し効率よく17ヶ所の
下穴とタップ作業が出来た,,,(記)2020.07

① 2mmドリルで下穴を明ける  
② 3.2mmドリルでタップ下穴を  
③ 4mmタップでネジを立てる  

  「フロントウィンド,シールド」
  サビ除去と ネジ山復活‼

左:写真の通り錆止め塗装対処
O/Hしたワイパー機構,デフロスターを
取付ける


   今後のサビ対策‼
ここは単なるカバーとして機能
すれば良いので強度無視する
よってビスを「ステンレス」に替える
カバー締付17本とミラー,サンバイザー
取付8本 及びウインドシールド下部
のラバー取付15本の全てを変更
ステンレスビスでサビ対策した
     ,,,(記)2020.07



  チョット休憩です⁉ 
  梅雨の晴れ間に! 

 我が J56 もそれなりの
ヤレ具合でいい味なのかと
思っていますが
徐々に仕上がって来ると
ん~,ひとつ位自慢できる
ものが欲しい ならば普段
見えないエンジンルーム内の
ヘッドカバーを「ピカピカ」に
ついでに オルタネータも磨く
外回りで唯一のメッキ部品
ヘッドライトリングもキレイにする
,,,(記)2020.08



復活作戦は続行中ですが 8月は激暑にて熱中症予防の為,屋外作業は控えていましたが
10月から再開しました、ところが ガソリンタンク の錆が進行し燃料が染み出てきた⁉



 フリーホイールハブ・ガスケット 
J55とJ56の違い❓❓


ナックルブーツの交換をすべく
バラしてみたがギヤの抜き
方が分からず作業中止

jeepスパローで購入のフランジ
ガスケットの交換をしようと
したら内径が合わず
内側を3㎜程カットして
取り付ける
解せないのはフランジ部は
タイプでサイズが違うのか❓
,,,(記)2020.08





 重要保安部品-7 

 作業再開は
ガソリンタンクの穴補修から

ガソリン漏れは最も恐れて
いた事フロアー間のサビで
タンクに無数の穴が発生‼

ご覧のように サビで腐蝕
<左上写真>
赤サビ腐食部分はワイヤーバフで
落すとビックリ、穴は結構デカイ
<左写真>
釘の頭をカットしデカイ穴を
塞いでロウ付けの下準備
<左下写真>
 サビ腐蝕はかなり重傷⁉
 ギンロウで穴埋めするとタンク
  の熱変形は仕方がない
      <右上写真>
フラックスのカスを除去し24時間
水漏れチェックを行いひと安心
    <右上2段目写真>
  タンク内はPOR15でサビ
  除去とコーティング処理し
  外面は耐油性塗料で
  サーフェイサー、ブラック、クリアー
  を施して補修は完了
     <右下写真>
又、ひとつ山を越えた気分
    ,,,(記)2020.12








 タンク底面の腐蝕原因‼ 
タンク上面は何ともないが
<左写真>
   タンク下のフロアー穴4か所
   の水抜けを良くする
   為、フラットな穴の縁を
     バーリング加工する
      <右写真2枚>

特に腐蝕のヒドイ処は
フロアーとタンク間の緩衝バンド
の当たっている部分
<左写真>
これがサビの原因‼ 
バンドがつぶれ隙間が
狭くホコリ、ゴミ、泥が詰り
フロアーとタンクが湿気侵食
<左写真>
  パテ埋と錆止めで補修
       <右上写真>
フロアーの立上り部は
腐蝕で穴が
<左下写真>
   緩衝材に3㎜のゴム板
   を施して補修は完了
      <右下写真>
    ,,,(記)2020.12







 スターターモーターO/H

 セルモーターが突然不動に?

タンクの補修完了で久し振りに
セルを回すとピニオンギヤ鳴り後
始動したが、2度目から ウントモ
スントモ 言わず ピニオン異常発生
 
モーターを外すとサビ、ホコリで凄く
ギヤとシャフトのカジリでピニオンギヤ
が飛び出ない為 リングギヤが
回わらず ENG掛からず!
 サビ被害は「重傷」
クラッチケース内もリングギヤも サビ
だらけ、クラッチのO/Hも覚悟だ
モーターをバラせる部分は清掃し
注油し組立て作動確認して
取り付ける
 
セル一発始動でエンジンは快調に
回る,,がクラッチペダルを踏むと
シャー! シャー‼ と異音がする
大仕事が必要です
     ,,,(記)2020.12







 フロント&リア シート
 幌フレームも取り付ける
外見はとてもJEEPらしく
なりしばし満足感に浸る
       (右写真)

フロンロシート左右は互助会会長
さんの世話でネットで購入
助手席シート座面の窪みが
前後違っていたので着座
すると尻が前にズレて不安定
座面を取外し前後を戻しOK
(左上写真)

運転席シート高を25mmスペーサー
で上げ自然な運転姿勢を確保
(左写真)

 
 助手席シートの背もたれの
  ロック も自作して取付ける

       (右写真)
     ,,,(記)2020.12





 ヒーターユニット 
冷却液漏れ❓❓

HOT⇔COLD 切替バルブから
ポタポタ と冷却液がもれる
原因は2つあり、
 1つは細いピストンピンの錆が
浮出てシール摺動面を傷つけて
ピン周囲からジワジワ出てくる
        (白矢部)
もう1つはシール抑えの外周部
の溶接ビード?の周辺の錆に
による穴明き (黄矢部)
純正バルブは入手困難にて
ネット購入は諦め、ホームセンターの
配管部品で代用する
  作動は確実 ❕
     ,,,(記)2020.12




キャブレターのO/H
O リング、インシュレーターの交換
これは、念の為


23年前にキャブはオーバーホール
したまま放置してたので
念の為に交換することに

キャブレター O/H・KIT
MD021969 を購入

又、硬化したキャブ廻わりの
ゴムチューブも交換する
安心安全料ですね
ENG も快調に回る
     ,,,(記)2020.12




ボンネット先端 ガスケット交換

純正の先割れ止め鋲を
アルミのカシメで代替施工する


純正品の鋲の先端を開く
のは特殊工具でないと無理
と判断し、カシメで代用する
幸いカシメ工具とピンが有り
中央部からそれぞれ両端に
向かってガスケットを固定して
取付は1時間ほどで完了❕
アルミなので錆対策にもなり
見栄えもヨロシイ❕
これ、一石二鳥と自己満足
     ,,,(記)2021.02




ワイパーモーターのO/H

SW-ON で時々苦しそうに
ユックリ動いては止まる
これは、電流不足か?

よって、 接触不良と推理し
モーター各部を分解整備する
各部のカラクリを理解しつつ
清掃、給油、ブラシの接触具合
を調整して組立てて単体で
作動確認し取付して完了❕
ウインドウォッシャー液のチューブと
ワイパーゴムを交換して、
拭き取りも良好❕
     ,,,(記)2021.02






フロントウインカーのO/H

恐る恐る オープン!
案の定 腐蝕でボロボロ状態
これは、水と酸化の仕業か?


レンズを外すとアルミの本体に白粉
が吹き真っ白けの粉だらけで
又、レンズ締付ビスもサビと固着で
回らず捻じ切れる始末、ドリルで
残ったボルト部を取り除き全て
タップ立てネジ部を修復する

白粉を取り除き酸化腐蝕対策
でブラックのサビ止め塗料を塗る
レンズ取付面のパッキンは2mm
厚のゴム板にレンズの外周で
型取り中を切抜き製作する

取付ビスも 5mm長いステンレス
のビスに変更し締付時のネジ山
上がり防止と錆対策に万全
を期す
ウインカー、スモールのバルブも交換
     ,,,(記)2021.04








リアコンビのO/H

リアフェンダー後部内側も腐蝕穴から
土蜂が土を運びこんで巣作りして
レンズの中まで泥でいっぱい❕




上部のリフレクターは無事でしたが
ウインカーとテールランプは半分以上が要交換
車体の錆の除去と穴の補修と塗装処理



コンビのブラケッを外す際ナットのサビ固着でト
ビスがねじ切れた為 全ネジボルトとナットで
ブラケットに固定しサビ止め塗装し取付ける



ウインカーとテールのブラケットは 30年前に購入の
新品各1setを使用し、残りは補修して
再利用する 経費削減だ❕


徹底した防錆処理の為、bodyアースは別配線
で対応した

ウインカー、ストップ/テールのバルブも交換


やや長時間労働であったが満足感あり
     ,,,(記)2021.04







ウインカーリレー、ハザードSWの不調

左ウインカーだけ点灯したり
ハザードが点かなかったり

バラス前にテスターを購入❕

フューズの確認から始めて
ウインカーレバーの導通検査
ハザーゾSWのO/Hと導通
そして リレーの動作確認

ハザードのリレーは OK
ウインカーリレーのカチカチ音無し
よって モノタロウで2極を
購入しリレーを入替えて
取付け共に動作、点灯
は OK となる

電装回路図をA0プリント
して追跡し電気の流れ
が良く理解できました
  ,,,(記)2021.04



リヤゲート腐蝕部穴補修
これも カシメ作戦実行

このサビの原因は
ベストップ幌のホックを止める
タッピングスクリューの所から
サビ 雨の繰返しで腐食
が進みボロボロ状態に
なってしまった
2X4 用のメッキ金具を曲げ
加工し 穴あけ後シール剤を
塗布しカシメで取付けた
溶接による内側からの
腐蝕は避けたかった

ホックは全て取外しサビ止め
塗装後パテ埋めして仕上
げた  ,,,(記)2021.05






難題❕  クラッチ交換
ミッションAssy下しに挑戦


クラッチペダルを踏むと
シャー、シャーと異音がする
レエリーズベアリングがサビで
固着しクラッチカバーとBrgが
すれる悲鳴だ❕
点検口から覗くと火花が
飛んでて重症である

チェンジレバー、補助レバーを
外す作業から開始する

2-4,H-L の支点ピンは
グリスアップ後ニップルを外す

次にピン径と同じナットサイズ
で反対側のスキマ幅に合う
M5のボルト長さにナット2個を
入れ、1ツ目のナットを緩める
(左に回す)と広がりピン
を押出し少しづつ抜
けてくる
続けて2ツ目のナットを同様に
回してピンを押出す

チェンジレバーの樹脂製のカラーは
劣化でボロボロにて交換する
 ,,,(記)2021.05






庭で、ミッションAssyを
下す ㊙作戦とは

Jeep の車体構造から
思い付いたこの方法
脚立を両ドアの外に置き
角材を渡して、そこに
チェーンブロックを取付け
ミッションケースを吊るして
バランスを取りながら
プロペラシャフト他の部品を
全て外し、Engから分離
し車体下から引出す
この時、フロントを10cm程
ジャッキアップするとフレーム
を上手くかわせる
  ,,,(記)2021.05





クラッチ交換とO/H
水の侵入が原因
<セルのピニオンギヤ固着原因>
ケース上部の点検口カバーの
スリットから侵入した水が
下部のドレン孔から抜け
きらず鉄粉と混ざりサビ
ヘドロがたまり放題
リングギヤのサビがピニオンギヤ
部に侵入しセルモーター不調に
<火花発生の原因>
レリーズベアリングは錆で固着
よってBrgと接触する
クラッチカバーの 3ヶ所の爪は
こすれて摩耗している
Brgはグラインダーで慎重に
アウター、インナーともカットして
スリーブから取外した
<クラッチケース内のクリーニング>
サビを徹底的に落とし
シンナーで洗浄後ブラックの
錆止め塗装を行う
ベアリングを装着して
スリーブのリターンスプリングも
純正新部品に交換した
ケースのシールガスケットは厚手
の両面テープで代用する
Eng側に接着剤を塗布し
クラッチセンター出しツールを使用
しクラッチAssyを取付ける
ミッションAssy戻す前にケース
横のクラッチホースを交換する
装備を復元し作業完了❕
 ,,,(記)2021.05





クラッチレリーズスプリング
保持プレートの亀裂

レリーズシリンダーに共締めの
プレートのスプリング保持穴の
部分に亀裂があり自作
純正部品はもう出ない
  ,,,(記)2021.05




クラッチペダル
リターン・スプリングの破断

ペダルの端末部にスプリング
が食込み異常摩耗してコイル
の形状と合わず極端な曲
げモーメントに負け破損した
ようだ? <左写真>
早速、ジープ互助会で紹介
のバネの小島製作所さん
に注文・即納対応して頂
き、満足度100%です
即刻、取付確認したら
ペダルの摩耗部分の溝に
ハマり又、スプリング破損
の恐れがあると判断
<左中写真>
スプリングを左寄りにset
し溝を回避するように
形状を細工しペダル側に
収まるように工夫
<左下写真>
右の写真は作動テストと
実装後のスプリングの姿
溝ハマリは回避できた❕
  ,,,(記)2021.05





リヤバンパー&ステップ
純正部品風を製作する

リヤ廻りの仕上げに
バックランプと最大積載量シール
を取付し車検対応する
これらはモノタロウで購入

J56 にはリヤバンパーを
兼ねたステップは標準装備
してなかった?
無ければ作ってみる
ホームセンターで4.5mm厚の鉄板
を買って板金加工・穴明
サビ止め塗装しステンボルトで
締める❕
  ,,,(記)2021.05




簡易 ソフトトップ 製作
すでに予算オーバーなので
止む無くビニールシートで自作
シートは薄手のトラック荷台用で
窓はテーブル用の透明シートに
手工芸品店でロングファスナーを
それぞれ購入し家庭用ミシン
で縫製した縫い合せ部分は
両面テープを張ってからミシン
がけすればズレない
幌の固定は結束バンドで
全て簡易的にしあげた
リヤサイドとリヤゲート部は上部
迄丸めて巻上げるとルーフ
だけにもなり夏日避けに
なり風通し良し
     ,,,(記)2021.05





タイヤの選定と車検対応
車検証の全幅以内に❕

全幅サイドステップ幅 1665mm
フロントフェンダー幅 1600mm
リヤフェンダー幅 1540mm
ホイール 15インチ 8.5Jを流用
純正タイヤ外形同等 733mm
以上を踏まえて
タイヤ LT235/75R15
ヨコハマ ジオランダーに決定
サイドステップ全幅1665mm
LT235装着全幅1635mm
よって
オーバーフェンダー幅1655mmに
カットすれば全幅内に入り
J56オリジナル車輌の完成❕
    <右写真>
今までののタイヤサイズは
BF31X10で全幅ギリギリ
フロントタイヤはフェンダーから
ハミ出して完全にアウト❕
リヤタイヤはオーバーフェンダー
内ではあるが ステップ
よりオーバーしている
停車中の極太タイヤの取
り回しは大変でしたネ
<左下写真>
     ,,,(記)2021.05





車検前日、試走する❕

仮ナンバーを取付しテスト走行
すると結構な走りっぷり
25年振りの公道にワクワク⁉
1年4ケ月の苦労が報われて
感動・最高・爽快です

車検対応で
スペアタイヤは荷室に置き全長
測定に備える
排ガスの臭いが少しキツイので
部品購入でお世話になった
三菱自販で排ガス測定して
既定値クリアーを確認し
万全を期す
    ,,,(記)2021.06





ユーザー車検、一発合格❕
すべてオリジナルに戻して挑
んだ検査は何事もなくて
。。。車検証の通りです❕
と30分で終了しました
努力と執念が報われる⁉
 車検前にテスター屋により
ヘッドライト検査がNG判定に
新品の小糸製車検対応品
交換して光軸調整しパス
帰路のエンジン音は軽やかだ
 暫く里山ドライブで調子を
確認すると
ブレーキマスターCYLの液リーク発生
ペダルをゆっくり踏むと
底付きする為、、、新品交換
峠超えの休憩後にバッテリー
上がり発生、、、ベルトの緩み
下り坂のENGブレーキ時に
アフターファイヤー発生、、、点火時期
とGAS燃調 濃い⇒薄くする
水温が低くすぎヒーター効かず
サーモスタットの開閉温度調整する
現在、快調である❕
     ,,,(記)2021.12




J56復活作戦・後記-1、、、御礼
 公道デビューを遂げられたのは
ジープ互助会の豊富な資料と記述を参考に出来た事
又、互助会メンバーの経験とアドバイスも頂きながら安心
して作業が進められた結果、目標達成できました❕
ジープ互助会・会長さんメンバーの皆さんの
ご支援ご協力に感謝申し上げます
    ,,,(記)2021.12


J56復活作戦・後記-2、、、反省
鉄骨と鉄板のジープは頑丈なボディだが
⇒鉄は腐蝕する、サビ対策を怠るな❕
クラッチケース上部の点検カバーから水侵入
⇒クラッチケースに水をかけるな❕
⇒高圧洗浄、河川走行は要注意❕
これからも、こまめにメンテナンスして
大事に乗って行きたいと思います
    ,,,(記)2021.12


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